NY金:急反発、1248.70ドルに

2010年6月18日 10時45分

 【ワシントン斉藤信宏】17日の米ニューヨーク・マーカンタイル取引所の金先物相場は、雇用情勢の先行きへの懸念などを受けて投資家のリスク回避の姿勢が強まり急反発、指標となる8月渡しは、前日終値比18.20ドル高の1オンス=1248.70ドルまで上昇して取引を終えた。終値としては8日(1245.60ドル)以来の高値更新。

 米新規失業保険申請件数が前週比1万2000人増の47万2000人と雇用情勢に改善の兆しが見られなかったことで、安全資産とされる金を買う動きが強まった。ユーロ高・ドル安が進み、ドル建てで取引されている金価格に割安感が出たことも相場を押し上げた。

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