カボチャの種:シャトルに載る予定が…NASA施設で発見

2010年6月17日 20時14分 更新:6月17日 22時36分

 千葉県松戸市は17日、同市出身の山崎直子宇宙飛行士(39)が搭乗したスペースシャトルに載せるため米国に送られた後、所在不明となっていたカボチャの種120粒が、テキサス州の米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターに残されていたと発表した。宇宙へは運ばれなかったと考えられるという。

 市は松戸原産のカボチャ「松戸白」と、カンボジアの種と交配させた「国際交流カボチャ」の2種類をNASAに託したが、返送された袋を15日に開封したところ松戸白230粒しか入っていなかった。シャトルに積み込まれなかった理由は不明。

 宇宙から戻ってきた種を「ディスカぼちゃん」と命名し、全国の小学校に贈る予定だったが「宇宙に行かなかった種を『ディスカぼちゃん』と呼ぶわけにはいかない」として、松戸白230粒のみを配るという。

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