2010年6月17日 1時1分 更新:6月17日 1時42分
【ヨハネスブルク支局】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第6日は16日、1次リーグ3試合があり、H組は28年ぶり2回目の出場を果たしたホンジュラスがチリと対戦。チリが前半34分にボーセジュールのゴールで先制し、自国開催の62年大会以来となる勝利をものにした。
08年欧州選手権を制し、優勝候補の一角に挙げられていたスペインが、スイスに0-1で敗れる波乱。この試合で出場32チームすべてが初戦を終えた。2戦目を迎えるA組は開催国の南アフリカがウルグアイと激突、ともに初戦は引き分けており、生き残りが懸かる試合となる。
第5日の15日には、G組のブラジルが北朝鮮を2-1で降した。ポルトガルはコートジボワールと0-0で引き分けた。
○スイス1-0スペイン●(H組)
スイスがカウンターで勝機をつかんだ。後半7分、ゴールキックからボールをつなぎ、デルディヨクの突進はスペインGKの飛び出しに阻まれたが、そのこぼれ球を押し込んだ。スイスは前回大会から5試合連続無失点とし、90年大会でイタリアが記録した最多記録に並んだ。スペインは中盤で圧倒的にボールを支配したが、スイスGKの好守もあって決め切れなかった。