2010年6月15日 18時50分
気象庁は15日、3~5月の世界の平均気温(速報値)は平年値に比べ0.41度高く、98年と並び1891年の観測開始以来最も高かったと発表した。地球温暖化や、太平洋赤道域東部の海面水温が高くなるエルニーニョ現象などの影響とみられる。
気象庁によると、平均気温が高かった地域はアフリカ北部から西・南アジアにかけてと南北アメリカ大陸など。世界の3~5月の平均気温は、100年に0.73度の割合で上昇しているという。
日本は4月の平均気温が低かったことが影響し、平年値に比べ0.27度低かった。