取材ノートから

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

喫煙マナー /山形

 「長時間くすぶっていた証拠だな」。そうつぶやきながら捜査員は下半分が真っ黒になった直方体の木製タイルを手に取った。そのほかにも4、5個の木製タイルの下半分が真っ黒になっていた▲10日早朝、山形市村木沢の「狐一巡り街道 ふれあい展望台」でぼやがあった。長机を囲むようにベンチが四つ並ぶ休憩所。その長机とベンチの下の木製タイルが焼け焦げた。現場にはたばこが数本落ちていた。タイルとタイルのすき間にねじ込まれたものもあった。「おそらく誰かが火を消さないままねじ込んだのだろう」。捜査員はあきれ顔だった▲展望台は地元で有名な夜景スポット。以前から吸い殻のポイ捨てが目立っていた。私も喫煙者だが恥ずかしい話だ。吸うならマナーを守れ。【鈴木健太】

毎日新聞 2010年8月13日 地方版

PR情報

 
地域体験イベント検索

おすすめ情報

注目ブランド