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巡査、同僚のカード盗み現金引き出す 京都府警
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京都府警右京署の男性巡査(20)が、同僚のキャッシュカードを盗み現金を引き出したとして、窃盗容疑で任意の捜査を受け、懲戒処分を受けていたことが10日、捜査関係者の話でわかった。巡査はすでに依願退職している。
捜査関係者によると、元巡査は今年2月末に警察学校の初任科を卒業し、右京署に配属された。3月に同僚の男性から暗証番号を聞き出したうえで、男性の財布からキャッシュカードを盗み、1万数千円を引き出した疑いがあった。
現金が引き出されていることに同僚が気づいて発覚し、元巡査はその日のうちにカードと現金を返したという。6月になって情報を得た同署が任意で捜査したが、被害届も出されなかったため、立件は見送った。
元巡査は任意の聴取に「競馬、パチンコなどで借金があった。給料日前で金に困ってやった」と話したという。元巡査は7月初旬、減給3カ月(10分の1)の懲戒処分を受けたが、依願退職した。
右京署は「警察官としてあるまじき行為。再発防止のため指導を徹底したい」としている。