1997年からの10年間で、年収600万～1500万円の人たちが２割近く減った――。経済産業省が９日発表した産業活動分析でこんな結果が明らかになった。年齢別では30～40歳代の収入減が目立つという。日本経済の長期低迷で所得が伸びず、中間層の地盤沈下が進んでいることが浮き彫りになった。
国税庁の民間給与実態調査をもとに、給与所得者１人あたりの年収の推移を分析した。600万～1500万円の人たちが減った半面、400万円以下が増え、なかでも200万円以下が３割増となった。
30歳代の年収を2000年と09年で比べると、所得の山が500万～550万円から400万～450万円に移った。40歳代の所得も下がっている。同省は「若年層の非正規雇用が拡大したためだ」とみている。
中間所得層、年収、収入減、経産省
| 日経平均(円) | 9,253.46 | +40.87 | 13日 大引 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(ドル) | 10,301.64 | -18.31 | 13日 11:29 |
| 英FTSE100 | 5,274.77 | +8.71 | 13日 16:29 |
| ドル/円 | 86.23 - .26 | +0.31円安 | 14日 0:24 |
| ユーロ/円 | 110.03 - .06 | -0.48円高 | 14日 0:23 |
| 長期金利(%) | 0.980 | -0.020 | 13日 16:54 |
| NY原油(ドル) | 75.74 | -2.28 | 12日 終値 |
経済や企業の最新ニュースのほか、大リーグやサッカーなどのスポーツニュースも満載
詳細ページへ
日経ニュースメール（無料）など、電子版ではさまざまなメールサービスを用意しています。
（詳細はこちら）