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仙台・教諭殺害 「穏やかな人、まさか」 住民に驚き、困惑
仙台市泉区桂３丁目の常盤木学園高教諭松本秀夫さん＝当時（５６）＝が殺害された事件は１２日、松本さんの妻の美代容疑者（４４）が殺人容疑で逮捕され、閑静な住宅街に驚きと困惑が広がった。
美代容疑者は午後２時すぎ、帽子を目深にかぶりサングラス姿で、車に乗り込んで外出。その後、仙台中央署に出頭したとみられる。
美代容疑者逮捕の一報が入ったのは、それから５時間後。自宅には警察の規制線が張られ、住民は遠巻きに様子を見守っていた。
隣に住む会社員男性（６４）は「（美代容疑者とは）会ってもあいさつする程度だったが、いつも穏やかな雰囲気で、まさか逮捕されるような人には見えなかった」と戸惑った表情で話した。
一方、近所の男性（６５）は「事件後も笑顔を見せるなど、あまり夫の死を気にしていない様子もあり、不思議に思っていた」と言う。
近所の住民によると、松本さん一家は十数年前に引っ越してきた。近所の女性（５０）は「引っ越してきたころは、（美代容疑者が）松本さんの出勤を見送るなど仲がよかった。ここ何年かはそうした様子も見られなくなっていた」と語った。
ある主婦は「逮捕には驚いた。残された子どもがかわいそうだ」とつぶやいた。
2010年08月13日金曜日
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