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親密さ周囲も違和感 妻と松山容疑者 仙台・教諭殺害
被害者の妻は一転、夫殺害の容疑者となった。仙台市泉区桂3丁目の常盤木学園高教諭松本秀夫さん=当時(56)=殺害事件で、殺人の疑いで逮捕された妻の美代容疑者(44)。かつての恩師と結婚し、仙台市内の高級住宅地で暮らしていた。近所の住民や知人は、一家と松山容疑者の関係に違和感を感じ取っていた。 知人によると、美代容疑者は常盤木学園高に入学して松本さんと知り合い、結婚した。松本さんは10年ほど前、塾の講師仲間だった松山哲士容疑者(38)=殺人容疑で逮捕=を美代容疑者らに紹介し、以後、松本さん一家と松山容疑者は親しくしていた。美代容疑者と松山容疑者が一緒に、松本さんの子どもの授業参観に出席したこともあったという。 松山容疑者と一緒に犬の散歩をする美代容疑者の姿は、多くの住民が目にしていた。近所の主婦は「美代容疑者に『だんなさんですか』と聞くと『そのようなもの』と言われ、どんな間柄か不思議に思った」と振り返る。 捜査関係者によると、松本さんの遺体が発見された際、美代容疑者に動揺した様子は見られなかったという。 事件直後の5月2日、松本さんの教え子の会社員女性(27)は、線香を上げるため松本さん方を訪ねたが、美代容疑者から断られたという。 女性は「美代容疑者は迷惑な様子だった。せめて葬儀や通夜で線香を上げたいと願ったが、日程も教えてくれなかった」と話していた。
2010年08月13日金曜日
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