あとがき


「在特会」関係者逮捕の一報を聞いたとき言い知れぬ恐怖感を覚えました。
そしてそれは次第に怒りに変わり、そして自分の中で諦めに似た感情が湧いてきました。
「どうせ月日が流れれば僕も皆も忘れてしまうような事件なんだ」と。
思い起こせば「長野での聖火リレー」で中国人と日本人が小競り合いを起こした事件がありました。
その時も官憲が捕まえたのは日本人だけでした。
この事件もそうです。
抗議動画を見る限り在特会へ抵抗、反論してる連中は脅迫罪や暴行罪が適用されても不思議でない方達でいっぱいです。
なのに、捕まったのは日本人だけ。
まぁ、在特会も品性が有るとは言えない連中でしたけど、ね。

それでも今回の事件を見過ごせなかったのは異常だからです。
長野の件は「その場の拘束」で治まってますし、ただ叫んでいるだけで逮捕まではされませんでした。
今回の在特会が受けた容疑「威力業務妨害」を適用すれば叫んでいるだけで身柄を拘束出来たのに・・・ね。
外交上の配慮も有っただろうし、ね。
しかし今回は「法に触れる行為を犯している連中」への抗議を萎縮させる為だけの逮捕です。
これを許せば「威力業務妨害」を適用すれば、どんな言論さえ萎縮させるどころか官憲によって取り締まることが容易な社会が到来します。

日弁連は何か行動を起こしたでしょうか?
日本ペンクラブは京都府警に対して抗議したでしょうか?

実を言うと、この手の啓発活動を僕は苦手としております。
時間的都合、、、、貧乏暇無し・・・・これが大きな理由です。
家に帰って速攻で仕上げた手抜きのHPですが、すこしでもこのHPが育ってくれたら幸いです。

ここまでお付き合いしてくださって有難う御座います。

言論の自由を失った国に待ってるのは奴隷としての国家に成り下がる現実だけです。

我々の敵はどこに居るんでしょうか?

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