サブカテゴリー

PR:

2幼児を2カ月置き去り 母親を殺人容疑で再逮捕

 大阪の2幼児放置死事件で、大阪府警捜査1課は10日、殺人の疑いで母親の元風俗店従業員下村早苗容疑者(23)を再逮捕した。捜査1課は幼い子ども2人だけを長期間部屋に残せば死亡すると認識し、殺意があったと判断した。

 捜査1課によると、下村容疑者は「家をあけている間、(子どもが)自分たちでご飯を作って食べることができないのは分かっていた」と供述。同課は下村容疑者が「自分の時間が欲しい」と育児を放棄することを決意し、約2カ月間にわたり帰宅せず2人を置き去りにしたとみて、詳しい動機の解明を進める。

 逮捕容疑は6月初めから7月下旬にかけて、大阪市西区のマンションの部屋に長女桜子ちゃん(3)と長男楓ちゃん(1)を置き去りにして殺害した疑い。

 捜査1課によると、下村容疑者は6月初旬に自宅を出る直前にわずかな食事を残し、2人を置き去りにした。幼児であれば食事を与えられない状況だと、5〜7日程度しか生きていけず、医師の所見では、2人は衰弱死したとみられる。

 事件は7月30日未明に2人の遺体が見つかり発覚。府警は遺体に気付きながら放置し、遺棄したとして死体遺棄容疑で下村容疑者を逮捕し、捜査を進めていた。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年08月10日 16:53 ]

関連ニュース

読み込み中..

PR

関連写真

読み込み中..

ニュース

注目オークション


クイックアクセス
スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲