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永田が残った、小島を沈めた/新日本G1

<新日本:G1クライマックス>◇5日目◇12日◇宮城・仙台サンプラザホール◇観衆2000人

 Bブロックで、永田裕志(42)が首位小島聡(39=フリー)との直接対決を制し、優勝争いに生き残った。90年代前半にデビューした第3世代同士、シングルでは11年ぶりに激突。小島の感情を引き出す戦いで、最後は岩石落とし固め2連発で締めた。これで勝ち点6で首位に並び、9年ぶりの優勝も見えてきた。

 意地と意地がぶつかり合った。静かに感情の高まりを待つ小島を、永田は強引に自分の世界へ引き込んだ。小島が脳天くい打ちを失敗したのを見逃さず、右腕を取る。そのまま白目をむきながら腕固めに移行。小島を本気にさせた。ラリアット連発を回避し、延髄切りで迎撃。最後は岩石落とし固め2連発を見舞って、11年ぶりの再戦にピリオドを打った。

 ともに第3世代といわれる2人。永田にとっては因縁、というよりも思い入れの強い相手だった。11年前、初めて出たG1の初戦の相手が小島だった。永田も11年でIWGP王座10度防衛の記録を樹立。実績も経験も積んだ。全日本を経てフリーの道を選んだ小島との対決。「お互い、進んだ道が正しいという答えを出したかった。小島さんには、感情をため込んで戦う全日本のスタイルを感じた」と振り返った。

 永田が最後にG1を制したのが9年前。大会のPR活動、練習で多忙な日々を過ごしながら、気力は充実している。「今年は本当に体調がいい。今年ダメだったら最後のつもり。来年はディフェンディングチャンピオンで出るつもりだから」。6人が勝ち点6で並ぶ大混戦。あとは気合で、終盤戦を戦い抜く。【森本隆】

 [2010年8月13日7時50分 紙面から]


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