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Bs岡田監督、お疲れドロー…延長12回5時間3分

 <ソフトバンク6−6オリックス>チーム今季最長の5時間3分に及ぶ死闘だった。白熱した一戦は痛み分けのドロー。疲れ切った表情で会見場に現れた岡田監督は複雑な心境を吐露した。「(勝てた?負けなかったか?どっちかわからんな…」

 4点差こそ追いついた。その一方で、6人目の先発ローテーション投手に白星が付かない現状には頭を抱えていた。

 「先発投手が消えてしまってる。もったいないよな。1週間前の伊原と一緒や。ビックリするよな。高めに構えた時点でアカンと思った」

 あと1人で勝利投手の権利が付く場面だった。1点リードの5回2死一、三塁。プロ初先発の19歳・西が松田に投じたこの日91球目だ。2ストライク1ボールからのつり球を強振され、初の被安打となった一打は右翼フェンス直撃する同点の適時打二塁打だ。「5回も何とか粘りたかったんですが、勝負どころで打たれてしまい、悔しい」。若き右腕は勝負所で踏ん張り切れずに4回2/3を5失点で降板した。

 粘りをみせた打撃陣も7回以降は3度も得点圏に走者を進めながら決定打を欠いた。「いっぱいチャンスはあったんやけどな」。指揮官は疲労感を漂わせた。

試合結果

[ 2010年8月13日付 ]

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