菊地奈々子が世界挑戦「ラストチャンス」と気合

世界挑戦が決まった菊地（左）と具志堅会長 Photo By スポニチ

　菊地奈々子（３５＝白井・具志堅）が９月１３日にＷＢＣ女子ミニフライ級（男子のミニマム級に相当）王者アナベル・オルティス（２４＝メキシコ）に挑戦することが１２日、都内で発表された。

　菊地は日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）が女子のプロを承認していなかった０５年に一度、同王座を獲得しており、返り咲きを目指すことになる。

　「年齢的（３５歳）にもラストチャンス。絶対に落とさない覚悟でやりたい」。元格闘技カメラマンで２８歳で初めてリングに立った異色ボクサー。女子が認可され０８年２月に白井・具志堅ジムに移籍してからは２度目の世界挑戦となる。

　ジム会長として創立１７年目を迎え男女を通じて５度目の世界挑戦となる具志堅会長も「苦労人の菊地に期待したい」。ベルトを手に“悲願のツーショット”を楽しみにしていた。

[ 2010年08月13日 ]