サブカテゴリー

PR:

通訳付けず一人の道選んだ岩村「このまま終わってたまるか」

 パイレーツ傘下のマイナー、3Aインディアナポリスで、岩村明憲内野手(31)はプレーを続けている。パイレーツから戦力外通告を受けたのは6月16日。他チームへのトレードが成立せず、一時は「引退」の二文字が頭をよぎることもあったというが、今は野球に集中している。

 マイナー行きを機に自らに変化を求め、通訳を付けずに自分一人でやる道を選んだ。「アメリカで(通訳なしで)生活するのも怖くないというか、自分に自信がついた」。精神的な安定がプレーにも反映したようだ。

 11日現在で32試合に出場し、打率2割8分3厘、2本塁打、12打点。25四球を選び、出塁率は4割2分4厘の数字を誇っている。守備はメジャーチームにアピールするため、二塁と三塁を掛け持ちでこなす。

 結果がすべての世界だけに、自分の置かれている状況は十分理解している。岩村は「このまま終わってたまるかという気持ちが強い」と心境を語った。来年も野球を続けるために自分のやるべきことをやっている日々だという。

 昨季は残りシーズンの出場は絶望といわれた左ひざ靱帯のけがを克服し、3カ月後にはメジャー復帰した。強い反骨心で、これまでも何度となく逆境を乗り越えてきた。自分を信じ、歩を進めている。 (共同)

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年08月13日 08:54 ]

PR

関連ニュース

読み込み中..

関連写真

読み込み中..

ニュース

注目オークション


クイックアクセス

スコア速報

特集

選手名鑑

オススメ

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲