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【芸能・社会】紀香、ドラマ「チャンス」に主演 馬に乗りうっとり2010年8月13日 07時46分
競馬界と金融界を舞台に交錯する人間模様を描くNHK土曜ドラマ「チャンス」(28日午後9時スタート、全6話)の記者会見が、東京・渋谷のNHK放送センターで開かれ、主演の藤原紀香が「馬は美しく繊細ですばらしく、すっかりとりこになってしまいました」と興奮気味に語った。 藤原演じる証券会社社員は、株価操作取引に巻き込まれて大事な顧客を失う。絶望のふちで北海道をさまよううち、生産牧場のサラブレッドに出会って救われ、やがて1頭の馬「チャンス」の馬主となる。 2月からの北海道ロケのほか、7月にはモンゴル競馬へもロケに飛んだ藤原は「初めは馬の大きさにびっくり。わたしも人間でいうと結構大きいんですが、恐怖がありました。でも馬の前に立っているとすーっと自然な気持ちになれて…」と静かに息を吐いた。 撮影終了後には乗馬を始め、「先日初めてサラブレッドに乗りました。(ほかの馬と)全然違う。体のキレを下半身に感じます」とうっとり。 名馬の調教師役で共演の宇津井健にとっては「馬は恩義のある動物」。大学時代に馬術部で練習したおかげで、俳優座に入ってすぐに馬に乗る主役をもらえたという。 「以来ずっと乗馬を続けていて、今回も馬と気持ちが相通じるシーンが撮れた気がして、この役(をやるの)は日本中でおれしかいないと。演技は別として、馬の扱いでは誰にも負けない自負がありました」と笑った。 ドラマにはレース中の騎手目線の映像も登場。プロデューサーは、競馬場を1年間借り切って撮影したという米映画「シービスケット」を事前に見た際、かなわないと思ったそうだが、「勝るとも劣らない映像が撮れている」と自信を見せた。 (共同)
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