2010年8月12日 17時17分 更新:8月12日 17時38分
宮崎県新富町の町営牧場で12日「新富町口蹄疫(こうていえき)合同慰霊式」があった。町内の畜産農家など約350人が参列、殺処分された牛や豚などの家畜1万7782頭の霊を慰めた。
神事の後、全員が黙とう。土屋良文町長は「再びこの地に家畜が戻り、畜産の町として繁栄する新富町を見守ってください」と殺処分された家畜に語りかけた。町営牧場には高さ約2.1メートルの、古代エジプトの記念碑「オベリスク」を模した畜魂碑が建てられ、最後に参加者全員が献花した。