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口蹄疫終息で闘牛大会の再開決定 愛媛・宇和島
口蹄(こうてい)疫問題のあおりで中止されていた愛媛県宇和島市の闘牛大会が、口蹄疫の終息を受けて再開されることが決まった。同市の闘牛は、作家の故井上靖氏が芥川賞を受賞した小説「闘牛」の題材として知られる観光の目玉。
再開初日は14日の闘牛大会「お盆場所」。ドーム形の闘牛場で、黒や茶色の2頭の闘牛が角をぶつけ合い、どちらかが逃げるまで土俵で闘う。同市観光協会などが年5回の場所のうち、「和霊大祭7月場所」を中止していた。
闘牛は、遅くとも江戸時代に始まったとされ、牛の持ち主に支払われる「給金」と呼ばれるファイトマネーは、負けた側を慰めるため勝者側よりも多く支払われる。勝利の喜びはお金には換えられない?