独立委の奥島孝康座長が11日、あらためて外部理事長の必要性を訴えた。12日に理事会が行われることを受け「もめるだろうね。改革の方向に行くか、混乱するのか。理事長の(人事)問題に行くかもしれない」と言及した。
協会員か、外部からの登用かについては「外部にやってもらった方がすっきりする。内部で利害対立を恐れずやれる人がいればいいけど、おらんから改革が遅れている」と内部の人材不足を指摘。「これ以上、武蔵川さんを傷つけたくない。個人的には好きだから」と暗に退陣を求めた。
望月氏の解任騒動についても「協会の混乱ぶりを反映している。改革してほしいと思う人と、そういうふうにやらせたくない人。2つの意見が入り乱れている」と内部分裂を懸念した。
(2010年8月11日)