日本スポーツ振興センター理事長・小野清子氏から認定証書を受け取る中村美里
平成22年度スポーツ振興事業助成の認定式が11日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、対象者となった女子柔道52キロ級北京五輪銅メダリストの中村美里、ロンドン五輪出場決定選手第1号となった男子ピストルの松田知幸、女子フィギュアの村上佳菜子らが出席した。
日本スポーツ振興センターが、選手や指導者が安心して競技活動に取り組める環境を整える目的で助成するもの。エリートA、エリートB、ユースエリート、指導者の4つに区分され、日常活動として、エリートAには月額20万円、同Bには月額10万円などが助成される。
エリートAの中村は「(助成金は)体のケアやトレーニング用具の購入に充てたい」と話した。また、4年後のソチ五輪を目指すユースエリートの村上は「少しずつ真央ちゃんに近づけるよう頑張りたい」と抱負を語った。
(2010年8月11日)