定型発達者もつらい…かな?

花風社・浅見淳子のブログ

三刷り決定しました!

2010-07-23 09:28:55 | 日記

「発達障害は治りますか?」
三刷り、昨日決定いたしました。
皆様に感謝いたします。

書評に出ても動かない本はありますが
この本は書評がプラスに働いたようです。

三ヶ月で三刷り。
三冊作ったのも同然だ! と言ったら
「違う違う」と突っ込まれましたが。

ともかく私は三刷り分、ゆっくり夏休みを楽しみます。

書評が朝日新聞のHPにアップされていました。

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あ、こんなところに私がいる!

2010-07-22 07:30:50 | 日記

http://www.fvp.co.jp/business/entrepreneur/intro/

ちょっと違うような気もしますが、まあいいか。

まあ、ここに載っている私以外のメンバーはすごい方たちですよ。

障害のある方の職場作り(あるいは「儲ける」場作り)をしている人たちって
実はいっぱいいらっしゃるんです。

「なんとか働く場を与えたい」
FVPさんはそういう人たちをお手伝いする会社です。

そして、工賃を少しでもアップして
障害のある方たちの生活を豊かにしようとしている会社です。

「遊ぶ金ほしさ」の悪事はよくないです。
でも「遊ぶ金ほしさ」の労働は尊いです。いいことです。

 

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満員御礼のワケ

2010-07-20 08:18:14 | 日記
さてさて、連休の真ん中の日曜日、茨城県古河市に講演に出かけました。
お話をいただいたのは今年二月。
啓発運動不毛の地なのでぜひ講演会を開いてみたい。
でも初めてのことで集客に自信がない。
そういうご相談から始まりました。

ならばリスクを抑えた形でやりましょう、ということで
遠くからニキさんや藤家さんを費用をかけて呼ぶことはせずに
スイカで行ける範囲に住んでいる私が一人で行くことにしました。

主体となって最初に動いたのはお母様方です。
ところがそれから、地域の病院のリハビリ部のOTさんやPTさんがスタッフに加わり
行政にも働きかけ
最初思っていたよりずっと本格的な講演会へと成長を遂げていたのでした。

というわけで、出かけた私はびっくりです。
自治体のえらい方の来賓挨拶もあったし、取材カメラもあったし。
第一大ホールがぎっしりなのです。

とくに印象に残ったのは
連休とはいえ父親らしき男性たちの姿です。
聞けばこの地は、核家族ではない家庭も多く
親戚が固まって住んでいることも多く、お子さんの預かりっこも盛んで
一人の自閉っ子に多くの親族がかかわることが多いのだそうです。

そこで家族ぐるみの理解を進めるために、主催者様がとった方法が思い切っています。
「受講料1000円。家族四人まで同料金!」
これが功を奏したのか、パパママ、ジジババ、ときにはおじさんおばさんまでやってきたということなのでした。

頭イイ!
っていうかこの手って、同じような事情のよその地域でも使えるのではないでしょうか?

あとでスタッフの方に伺ったのですが
本当に「目からウロコでした。これからはやたらと叱らないようにします」との感想を残して帰られたおばあさまなどがいらしたらしいです。
主催者の方の工夫が、見事に実ったといえましょう。

今回は、ただ講演をして帰るのではなく
早めにいってランチをご一緒し
講演をして
帰りには懇親会、と現地の方と交流する機会がたくさんありました。
そこで私も色々勉強させていただきました。
何回かにわけて、またこのブログでも触れていければなと思います。

写真は読者の方にいただいた古河市の桃まつり限定桃むすめキティちゃんです。
このブログを見てくださっている方が多いので
最近キティちゃんをよくいただきます。

さて、この講演が終わったので
私も夏休みに入ります。
もちろんぱたっと仕事を止めることは難しいですし、人と会う予定等は入れていますが
今年は五年ぶりに、ちょっとゆったりめに夏休みを取ります。

皆さんも楽しい夏休みを!
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7分で起こったこと

2010-07-17 10:03:38 | 日記
さてさて、近所の親の会の方から「発達障害は治りますか?」の追加ご注文をいただき、私は意気揚々と集金に行きました。

会合の途中ですから、お金をいただき領収書を渡すという短いやりとりのなかでしたが

「横浜で岩永先生の講演会を開きたい」というお申し出を受けたので、その場で岩永先生にお電話。日程を仮押さえさせていただきました。

来年の夏です。いらっしゃりたい方も多いと思います。詳しく決まりましたら花風社MLでお知らせします。

写真は7分の短い打ち合わせの間に保護者の方にいただいたハワイ土産のハワイキティちゃん。
かーわいい〜。

来月には私も真っ黒になるのです。

明日は講演会。今日はまったり過ごします。
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賢ママさんって鋭い

2010-07-16 08:31:24 | 日記
さてさて、大相撲中継の中止が決まった日の夕方
私は悲しみのあまり、行く予定がなかった名古屋場所の切符を予約してしまった。
そうしたらその夜、賢ママさんからメールが来た。
「今年は名古屋にいらっしゃいますか? だったらお会いしたいです」

おおおおお。
そう、私もお会いしたかったんです。ほんとは。
でも多くのアスペルガー当事者にとって辛い季節。出てきていただくのも大変かも。
お誘いしようかどうかためらっていたんですよね。
賢ママさんからお声がけいただいたので、ありがたく、ランチをご一緒させていただくことにしました。

アスペルガー当事者で二人の発達障害の母でもある賢ママさんとは長年のメル友。
ようやく初めてお会いしたのが、やっぱり去年の名古屋場所を見に行ったときでした。

それからもメールでいっぱいお話していました。
てんかんや書字障害のある上のお子さんは今や大学生。
ちゃんと字を書いて課題を提出しています。
自閉症の下のお子さんは足が弱く、まっすぐ走れなかったのに
賢ママさんの地道な自家製トレーニングの成果があり、いまや交流級のリレーの選手として優勝に貢献したそう。
校長先生から表彰されたそうです。

こんな楽しいお話を伺いながら、二時間弱のランチ+お茶タイム。
そして私はタクシーに飛び乗り、愛知県体育館に向かったのでした。
ここでは「稀勢の里母の会」のメンバーとジョイン。
なぜ「稀勢の里母の会」と呼ぶかというと、私たちは母の気持ちで稀勢の里を応援しているからです。
もちろん勝ってほしい。でも私たちは相撲取りとしての稀勢の里が好き。
「私たちは稀勢の里を見捨てない。どんなに勝てなくても。だって母だから」というノリの会。

相撲はやっぱりダイジェストじゃだめ。
久々に仕切りごと取組を幕下から楽しんで、稀勢の里が合口の悪い相手を倒したとき大歓声をあげ
楽しい相撲観戦をして、家路についたのでした。
もちろん新幹線の中でもずっとお相撲の話。
九月場所での再会を期して別れました。
いやあ、楽しかったです。

そういえば賢ママさんは単独でも講演されることが多いですが
佐々木正美先生の対談相手として呼ばれることも多いですね。
だから佐々木正美先生のMLに入っているそうですが
そこであるとき佐々木先生が手に入れた稀勢の里の手形とサインの写真が送られてきたとの事。
佐々木先生も稀勢の里がご贔屓だそうで
これは意外な共通点とうれしくなりました。

写真は賢ママさんにいただいたキティちゃんのポーチ。
夏らしいさわやかな青です。夏休みの旅行に重宝しそうです。

ありがとうございました!
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