2010-07-20 16:54:05

不愉快な男たち!を読んで思うこと。

テーマ:読書

私は自閉症スペクトラムだが、ある意味では当たり前のことでも、別のアングルから見たら自閉症も真っ青の自分中心名人に見える場合がある。

 この本の著者の講演も聞いたが、在日コリアン・女性から見た日本、男たちは爽快にばっさり切られる存在でしかない。

会社人間の男たち、会社人間から距離は置いているが妻不在、自分の趣味の世界に満足する自分幸福世代の男たち、アジテーターのように自らを仕事を語り、酔いしれる団塊世代もばっさり切る。

 私も団塊の世代の支援者の支援を受けたが、われわれはー仕事は会社人間。これからのー施設利用者は社会に出なくてはいけないのノリである。

 別の定年を迎えた団塊の世代は自分のウォーキング自慢を人にして、俺は会社で抑圧されてきた自分のやりたいことを定年でやっているぞーと自慢する。

 それはいいけど、皆があなたの自慢に付き合うわけではない。私は支援者や他人を見るとき、パートナーである妻の視点で見ることが多いが、この団塊の世代サラリーマンの連れ合いはどう思っているんだろう??と首をかしげる。

 著者シン・スゴ氏が切る不愉快で自己中心的で会社と自分の保身、幸福に走る男たちは全員自閉症スペクトラムの気があり、グレーゾーンではないかと思うくらい女性の視点不在のセクハラはする。育児・介護は無関心。

 仕事オンリー。こういう隠れ自閉症スペクトラムの定型の男たちにコミニュケーションに障がいを背負う人たちを理解できるの???支援できるの??と首をかしげてしまう??

 仕事人間が独りよがりの論理にこだわる、無神経にセクハラをする。DVをする。体は大人でも心と頭はお子様のこどな。おどな。で外交は顔が見えない。世界からバカにされる。

 差別に無神経、自分は悪くないと思う。だから菅みたいに民主党惨敗しても責任は取らない宰相が出てくるのか・・・・

 女性候補は生かせないのに、選挙の惨敗の責任を取らない枝野みたいな政治家が出てくるわけである。

 格差社会は男女は大きく拡大した。木星と地球の距離ぐらいである。2世紀かかって男女の意識の格差は埋まる。

 そういえば私twitterをやっているが、独りよがりなコメントは男性に多く、前向きで面白いコメントは女性が言う方が多い。つぶやき一つ格差があり、いい仕事をするのは女性という相場が決まっている。男性は肩書きにこだわる人が多い。

 この格差はなぜ埋まらないかは別の機会にする。

シン・スゴ氏の文章は切れ味よく、小気味よく、一気に読んで、考えさせられた。う~~ん厚労省が育児休暇を取る。働き方革命を唱える経営者が出てもスタンダードな男性の意識は仕事中心、しかしいい仕事をしている。仕事で輝くのは女性。

 例を挙げると演技派女優の菅野美穂さんはどんな役柄でも、自分なりにイメージして演技する。

 美穂さんがドラマ曲げられない女で自分の筋を通して、不正に怒り司法試験を目指す女性を丁寧に演じている。

 こういういい仕事は前述しているので略する。

しかし見る私には美穂さんが演じるヒロインのイメージが伝わってくる。相手のイメージがクリアーに伝わる。

 この話を掘り下げると本題がずれる。本題に戻すとこの本は渋谷のブックオフで買ったが90年代後半に出された本とは思えない。今に通じる本である。

古本めぐりもいい本に出会う場合が多い。

 

 

 

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2010-07-20 16:30:49

実感なき景気回復に潜む金融恐慌の罠

テーマ:読書

毎日暑い日が続きますね。

 酷暑の中、読者諸氏元気ですか・・・・。

今回は私の趣味読書の話。

私はなぜか金融関係に興味があって、ブックオフで2007年に出た実感なき景気回復に潜む金融恐慌の罠を買いました。

 この本は今でも通用する。郵政民営化は民業を圧迫する。公社に戻した方がいい。小泉緊縮財政は、積極財政で不良債権はなくなるのに、緊縮財政で不良債権増やす施策、銀行合併は金融システム不安定になると、豊富なデータと銀行マン出身の著者の見識と知識で説得力がある。

 日本をだめにした小泉政治は金融面でも立証されている。

市場原理主義で金融を論じた人たちを実名で上げて、市場原理主義では日本はよくならない。修正資本主義でなくてはいけないと熱くかつ冷静に論じる。

 90年代後半金融システム安定に尽力した政治家を実名で上げて政治家をほめる事も必要といいたい感じ。

 ちなみに消費税増税で景気が冷えた歴史の教訓。菅は歴史の教訓から何も学ばない。財務官僚のたわごとを鵜呑みにする。財政危機は粗債務だけを見ている。日本の金融資産は530兆円もある。無理に増税する必要がないと著者の菊池氏は熱く論じる。

 冷静なデータとキチンとした分析で、団塊の世代の老後をう養う年金を消費増税から出すのが愚挙であるかよくわかる。

 法人税の引き上げ、富裕層からの増税などで団塊の世代の老後の年金を出すという事が大事かよくわかる。

 ちなみに郵政民営化は実態は官から外資に流れるというのも豊富なデータと冷静な分析で立証している。

 小泉はアメリカの忠犬だった。その後遺症は格差問題、拉致問題とあちこちに禍根を残している。

 菅首相が自分で何も考えない人だと思った。この本を読めば日本はギリシャみたいになるといらいらして言ったことが自分の無知だと分かる。財務省に吹き込まれた流言飛語を口にしているとわかる。

 読み応えのある本だった。

2010-07-19 12:58:32

東大にアスペルガー・自閉症当事者の講演を見に行く。

テーマ:福祉

7月18日昨日東大駒場キャンパスで自閉症当事者のH君と、アスペルガー当事者のSさんの講演を聴きに行った。

 H君は文字盤を使ってたどたどしいが自分の言葉で自分の気持ちを表現した。自分はなぜか奇声をあげてしまう。

 だけど同じ障がいのある人を理解して欲しいと訴える。

H君が足りない言葉はH君の母親がコメントする。

 H君は親が買ったスーツでそれなりの表現をしていた。

Sさんは手話で自分の気持ちを訴えて脳性まひの大学教授が補足のコメントをしていた。そして自分の気持ちを表現していた。みんな自閉症スペクトラムの世界を知りたい成果、質問が多かった。時間オーバーしていたくらいだ。

 交流会は東大の学者センセイが、自閉症の世界に感動したと長い挨拶をする。私は早くウーロン茶を飲みたいので長い挨拶を我慢して聞いてた。

 この学者センセイ。外部の人が集まる交流会でも長い挨拶をするから、身内の集まりの忘年会、新年会でも長い挨拶をする人だと思った。

 重度の当事者の親の周りに人だかりが出来る。H君をどういう風に育てたか周りの人は質問していた。

 Sさんと話すと大人の女性で自分の意見を言う人だった。周りの気配りも出来て、待っている人がいるからと一言添えて私に話の打ち切りを催促するのに好感持てた。

 自閉症スペクトラムの人は幾多知っているが、自分の話はしたい人はいるが、周りへの気配りが出来る人はなかなかいない。車椅子のK教授に名刺交換して話すがいい人で私にも対応する人で好感持てた。

 東大の大学教授は閉鎖的な大学の世界にいる成果、ヒモノ的な人が多い。

 私の好きな辛口評論家佐高信氏は大学教授をヒモノというがその通りだと思った。生ものに触れると干からびる人が多い。東大の女子大生はいいところのお嬢さんで育ちのいい人が多いと感じた。

 学者がセクハラをやめましょうのポスターもあった。

セクハラに想像力のない人がコミニュケーションの障がいがあり、他人がどう思うか想像力のない自閉症の人を支援するのは無理があると感じた。何を支援して何をサポートするか、支援側でつめないと、単なる事例発表に終わると思った。

 色々考えさせられた交流会だった。東大は日本そのものだと思った。

2010-07-16 04:58:04

西日本豪雨に思う。

テーマ:天気

おはようございます。

 西日本は豪雨で被災された方は大変でしょう。豪雨でお亡くなりになった方に謹んでご冥福をお祈りいたします。

 私は東日本に住んでいますが、西日本で豪雨にあわれた方を大変だと思っています。

 東海地区でも新たに豪雨にあわれた方がいるようです。急な豪雨で大変でしょうとこちらは、想像するしかありません。

 


2010-07-14 14:17:30

寝苦しい時

テーマ:生活

夏、寝苦しいとき、皆さん苦労しているでしょう。

 私の場合、毛布をベッドのシーツに引いて、毛布の上にタオルケットを上にかぶせて寝ると寝苦しさ、疲れが取れます。このブログの読者諸氏もやってみるといいですよ。