2010年 8月 11日(水)

米軍戦闘機 低空飛行 航空法違反の疑いも


今年6月、北広島町で目撃されたアメリカ軍機とみられる戦闘機は、高度200メートルあまりで低空飛行し、航空法に違反する疑いが強いことが共産党の調査でわかりました。共産党広島県委員会は今年6月に北広島町で撮影された戦闘機の写真を基に現地調査を行い、飛行高度などを調べてきました。地上の電線などから測量した結果、戦闘機は地表からおよそ207メートルから225メートルという低空で飛行。小学校の上空を飛ぶなど日米合意に違反しただけでなく、航空法に定める最低安全高度300メートルに違反する疑いも強いということです。なお、この戦闘機は尾翼のマークなどからアメリカ軍岩国基地所属のF/A―18ホーネットと見られています。これを受け、共産党は湯崎知事あてに国やアメリカ軍に低空飛行の即時中止を求めるよう再度、要請を行っています。

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