11日、中国のキリスト教徒は全人口の1.8%にあたる2305万人に上ることが分かった。女性が7割近くを占めた。写真は安徽省合肥市内の教会。

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キリスト教徒が急増、2300万人を超える=農村の孤独な「留守女性」の拠り所に―中国
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2010年8月11日、中国のキリスト教徒は全人口の1.8%にあたる2305万人に上ることが分かった。北京晩報が伝えた。

中国社会科学院世界宗教研究所と社会科学院文献出版社が共同で開催した第3回「当代中国宗教フォーラム」で明らかになった。同研究所の研究チームが08〜09年、中国31省(自治区、直轄市)のキリスト教徒の数と信仰状況について調査した結果をまとめた「宗教藍書(白書)」が発表された。

それによると、中国のキリスト教徒は女性が圧倒的に多く69.9%を占めた。学歴は54.6%が「小学校卒またはそれ以下」、32.7%が「中学校卒」。年齢は60%が「35〜64歳」、25.7%が「65歳以上」だった。入信したきっかけは、「自分または家族の病気」が68.8%。「家族の勧め」が15%だった。

特に河南省など出稼ぎ労働者を多く輩出している地域に集中していた。こうした地域には出稼ぎ夫の帰りを待つ「留守女性」も多い。今回の調査から、孤独に耐えながら家事、育児、農作業、年老いた両親の世話などに明け暮れる彼女たちにとって、キリスト教が精神的な支えになっているという現状が浮き彫りとなったと言える。(翻訳・編集/NN)
2010-08-12 19:34:13 配信

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