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インターネット・メディアリテラシー [メディア]

 トシのせいだろうか、昨日の「ブログ論壇」で書こうとしたことを一つ落としていた。「ブログ論壇」とは別項目で--そもそも、ブログ論壇という概念とは、あんまり関係ない本だが--書き足します。


 考えてみれば、昔は中学の授業で堂々と「新聞は朝日新聞」「岩波が良い出版社」なんて先生が喋ってたものです。
 朝日新聞側も宣伝で、「天声人語が日本で最も優れたエッセイ。その証拠にもっとも大学受験で出題される」なんて自慢していたものです。
 そしてそれが崩れ出したのはいつだろうか。おそらく80年代になってから、地盤沈下が始まった。
 読売新聞が「改憲派」になって(って80年代のいつだろう)か、竹村健一がブームになって、渡部昇一・堺屋太一とのコンビで三ピンと揶揄されながらも勢いが衰えなかった。渡辺・竹村氏も散々左翼に批判されたが、今となっては。勝負は言ってたほうが潰れた感じである。
 いずれにせよ、「諸君!」「正論」が毎月のように、「朝日新聞は日本のプラウダ」なんてやってた時代である。その評論によって、別に進歩的言論人に変わって渡部昇一が論壇の権威になったとも思えない。しかし、「論壇」なるものがなくなってしまった。
 その結果、今となっては常識であるが、誰もが普通に日常生活で「朝日は共産党や社民党に甘い」「読売新聞は保守的な新聞」と平気でしゃべり、新聞に限らずテレビや雑誌も「これはアッチ系」と突き放した冷ややかな目で見るようになってしまった。何せ「やじうま新聞」なんて新聞を比較して評論するのが今や普通になっているのだ。

 インターネットが「普通のメディア」になったのは1998年くらい。既に、新聞やテレビの報道番組や評論も、「権威」として有り難く拝聴するものではなく、「全てのニュース評論は、その人の政治的主張によるバイアスがかかったもの」として、情報の一つとして冷ややかに眺めることが一般化しているのである。「アルファブロガー」がネット論壇をリードするなんてありえない話である。何せあの松永英明(河上イチロー)がアルファブロガーなんですぞ。
 というのか、多くも国民はインターネットでも「適切なネットリテラシー」を既に獲得しているのだ。2010年の今、既にインターネットの情報選択利用術も「安定期」に入った気がする。
 例えば、幸福実現党の批判的実態ならば、日刊カルト新聞のようなBLOGを読むだろう。また、卒業論文に幸福実現党をテーマにするならば、幸福実現党の公式ページや、新聞記事を探すことになる事になるだろう。じゃあ、例えばもっとせっぱつまって、「手術・入院するんだけど病院の評判は?」「投資するけど証券会社の評判は?」 おそらくマユにつばをつけながら、悪名高き2ちゃんねるを漁るだろう。
 もう、誰もが新聞もネットも、与えられた情報を「そういう性格のメディア」と突き放して利用するようになっている気がする。


 周りの人は何で彼女を囲んでるんでしょうか。まるで新興宗教の儀式です。
スマイル・フォー・ミー/河合奈保子


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ますます悪乗りする上祐史浩さん、Twitterに登場/再び「ブログ論壇」について [メディア]

 近所のコンビニでオフ会を繰り返す上祐史浩さん、今度はTwitterに登場。
 みんなでフォローして、破壊するなり落書きするなりして遊んでください。
http://twitter.com/joyu_fumihiro
 こんなんもあったんだ。ひかりの輪広報部。
http://twitter.com/hikarinowa_koho


 で、再び「ブログ論壇の誕生/佐々木俊尚著/文春新書」についてである。
 ちょっと前に書いたとおり、この本は「かつて日本のマスコミや知的世界に確かに存在した『論壇』が崩壊したことと、インターネット(特にブログ)との関係」を論じたものではない。佐々木氏が、「出会ったその日にやらせてくれる」英字毎日新聞問題や、「あらたにす」がずっこけた理由(せめて「聖教新聞」と「赤旗」とがなければ、問題外の外に決まってるのに)等、インターネットで起きた折々の大小の事件に関して、それこそ右派論壇の代名詞である「諸君!」に、「諸君!」っぽくない書いた文章を、新書向けにいじったものである。
 ただ気になるのは、この本の巻末に、佐々木氏が選んだ「著名ブロガーリスト」なるものを掲載し、あたかも旧来の論壇に変わって、著名ブロガーが影響力を持つようになったと。そして、それが好ましいことのように考えているのではないかと。
http://www.bunshun.co.jp/blog_rondan/index.htm
 しかしその発想は、著作中の「JJ素人女子大生モデル」とそっくりである。そして、自分がネットを知ったころにあった議論--「国家権力によるインターネットの言論規制にしろ、ネチズン(完全に死語だな。ネット上のシチズン[市民]の意味)による規制にしろ、規制は規制じゃないか」「いや、それどころか、自分が選択してない『市民代表』『有識者』よりも、選挙で選ばれた権力による規制の方が遥かに正常に決まってる」ともそっくりである。
 大新聞の論壇に変わって、ネット上の「権威」が大手を振るう世の中が良いはずがない。劣化した赤旗みたいなきっこよりも、私ははるかに日刊ゲンダイの方が役立つと確信する。
 佐々木氏ご自身があとがきに同様な趣旨の事を書かれてるように、「論壇」なる大御所に鎮座する大先生の意見を拝聴するだけではなく、誰もが全ての意見を自分で比較し、また自分で意見を発表できるところが、インターネットの何よりもの革命なのである。

 そう考えれば、英字毎日新聞の「出会ったその日にやらせてくれる事件(実は、わざと「変態報道事件」と書いてない)」なんか、実に簡単に説明できる。
 「こんなに進んでる女子高生の性」「初体験率が40%。昨年度に比べて15%もアップ!」と、1960年から真面目に上昇率を計算してたら今頃は500%は超えているだろういい加減な報道に、親は嘆き、子供は怒ったけれども、所詮はまだマスコミ幻想が残っていた戦後55年体制。「論壇」の権威の前に、言い返す事などできない。しかし、今ではマスゴミのデタラメに対して、言い返す事ができるようになった。
 しかも、毎日新聞の「第一次謝罪」は、表面的には謝罪したけれど、「ネット上で無関係の社員を中傷する書き込みに対し、名誉棄損で法的措置を取る」とやってしまった。おいおい、抗議してる人はそこに一番怒ってるんだよ。自分が安全圏にいながら、他人に「奔放な性」を煽る。それがこの問題の全てじゃないか。
 と、既に書いたことの焼き直しになってしまった。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1142520.html

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幸福実現党、また知らぬ間に党首が交代してたの?/甲子園のチアガールを廃止しよう! [人権]

 また幸福実現党、党首交代してたんだね。
幸福実現党・新党首(立木秀学氏)は38歳!
http://ameblo.jp/hidemaru007/entry-10613333940.html
 「たちき」ではなく「ついき」なんですか。なんて書いてるうちに、また党首交替してたりして。


 さて、上祐史浩くんの悪巧みに目が離せない今日この頃ですが、今日は皆さんが大好きなエロいニュースです。
 私はそんなもん全然興味ないけれど、前にご紹介した甲子園チアの盗撮問題( 高校野球チア盗撮で任意同行(ただし3塁側から1塁側のチアを望遠で盗撮)  http://sinzinrui.blog.so-net.ne.jp/2010-07-14 )です。
高校野球チアリーダー撮影で任意同行 警察の対応にネットで疑問相次ぐ
http://www.j-cast.com/2010/07/13070991.html?p=all
 ただ、その後「ネット論」「ねらー論」を見た限りでは、あ、あくまでも自分は全然興味がないので、友達から聞きました。任意同行された人は夜霧に消えたり海岸で恋をしたり芸能界では忙しい名前のチャコさんという名前を名乗ってる人らしい。そしてその時の写真は「股間」を狙ってないが、他の写真はアンスコ狙いのものが多いらしいので、本人も「出所」していろいろ言ってるらしいが、同情論よりも「キモヲタ死ね」の方が多い雰囲気なので念のため。
tia01.jpg 結局、こういう問題が出ると、左翼の人の屁理屈で、本質が見えなくなってくるんですね。ほら、児ポ法で「しずかちゃんの入浴シーンやパンチラで発禁になるぞー」「子供の運動会の写真を撮影すると逮捕されるぞー」みたいな。
 でも、そのおかげで、この問題の本質--どうして「子供の運動会を親が撮影すると逮捕されないで、渡邉敏郎さんが撮影すると逮捕されるのか」「asahi.comが甲子園チアを撮影すると逮捕されず、一般カメラマンが撮影すると逮捕されないのか」が議論されなくなってしまうんです。

 まず、素直に考えると思いつくのが、これは一種の「『目的』犯」ではないかと。そう、大抵の男はビクっとしますが、そういう『目的』で使われたら犯罪であると。一番わかり易い例で言えば、それこそ、悲惨な事故の写真が、渡邉敏郎さんの手にかかると快適なオナニーツールになると。
tia02.jpg しかし、甲子園チアの場合、asahi.comやsankei.co.jpに載ってても、2ちゃんねるやエログに載ってても、そういう「目的」に使われています。また、子供の事故写真で抜ける「達人」は少ないが、甲子園チアで抜いた・勃った経験がある男は、白状しないだけでウヨウヨいます。
 しかも、「この写真で0721するな」なんてできません。ネット上で「専門家」が集まるようなところも--あ、もちろんそういう画像に興味がある友達から聞いた話だけど、テレビのキャプから「合法的」収集されてるようなので、テレビ局との著作権問題はあっても、チアの両親が「オナ禁」を裁判所に請求できない。

tia03.jpg どちらかと言えば、この問題は、チア本人の肖像権コントロール・もっと平ったく言えば「本人の見せ方の選択」なんじゃないでしょうか。
 だって、女にしてみれば「NHKや朝日新聞のような大メディアだったら、チラが写っても、それは私がカワイイってことよね。」ってもん、ルンルンである。実際にNHKも大新聞も、親切なことに可愛い子を精選して撮影してくれる。彼女たちにしてみれば、むしろ誇りである。
 しかし、本当ならば撮影料1枚3万とっても適価な「天然」女子高生のふとももやパンチラを、テメーラみたいなゴミどものために見せてたまるかよ! 金払え!
 少なくとも、女子高生側の意見は実に正当性がある。
 女子高生だって、かわいく見えるから、男の子の視線を釘付けにするから、ああいう格好をしてるのであり、NHKや大新聞.comだって、撮影をすればそういう風に「活用」されるのは容易に想像出来るし、そういう目で多少は見てるから応援席を写すのだ。
tia4.jpg ただ、「抜かれる」当人にしてみれば、NHKや大新聞で報道された・撮影された写真であっても、2ちゃんねるやエログという「ワンステップ」が入るのは、「全然話が違う」に決まってる。
 しかし、「抜く」側にしてみれば、テレビのヒトコマをキャプしただけと(笑)。自分を見せる範囲をコントロールする権利。どこまであるのかは知らないが、ここら辺が「グレーゾーン」になってくると思います。

 それと、どっかで高野連が「チアリーダーのミニスカート禁止」を結構するのではないでしょうか。ブルマだってハーパンになったのですから。
 というのか、「甲子園のチアガール禁止」。これが一番わかり易い解決法じゃないでしょうか。なんて書くと「このスケベ、好きなくせに偽善者が」という声があがりそうですが、私はエロネタに関しては、児ポ法強化に賛成しているように、「見たい自分」と「本来日本があるべき姿」とを分けて考えてます。だから「お役人の石頭で、さわやかなお色気が」なんて偽善的な事は申しません。昔、平凡パンチやプレイボーイに甲子園特集が載ってたように、あれはズリネタであって、「規制反対論者」で、ああいう写真でハァハァしてシコシコしてない人なんて一人もいませんよね。そしたら、そんなエロい格好させないのが一番分かりやすいじゃないですか。
 あの問題の本質って、「高校生チアはエロイ」って事につきるんじゃないでしょうか。未成年の少女がふとももむきだしで踊るんだから、エロくないはずがない。そこが問題なんじゃないでしょうか。

 なお、オウマー日記は硬派の評論BLOGです。よって貼られた写真は報道写真です。きっと彼女たちのステータスも上がることでしょう。でも、今年のチアは、ムチャクチャ可愛くないか。

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上祐史浩個人BLOGとか、いろいろ。 [オウム・カルト]

 ちわ。なんか今日は何もしてないのに疲れました。
 少しへばり気味の文章でお許しを。

 いつもどうもです。yasuさんから教えてもらいました。
 オフ会と称して、「道場+近所のコンビニでの語らい」での勧誘に必死な上祐史浩さんが、マスコミに叩かれないせいか、図に乗って、教団外の鯖でBLOGを始めるそうです。皆さんにとって良い遊び場になるといいですね。
しかし、「21世紀の思想の創造」って、あんたが作るくらいならば、誰だって俺に頼むぞ。
http://ameblo.jp/joyufumihiro/


長崎原爆の日:65年の祈り 核廃絶の努力、踏みにじらないで 市長、保有国に訴え
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100809dde001040031000c.html
『日本政府に▽非核三原則法制化への着手▽核の傘に頼らない安全保障を実現するための「北東アジア非核兵器地帯」構想の提案--を求め、被爆国として国際社会で独自のリーダーシップを発揮するよう促した。』
「何で来ないの」「失礼だ」=米国、平和式典欠席で-長崎の被爆者
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010080900722
 あんまり、ウヨクウヨクしたことを言いたくないけれど、やっぱりそれ、せめて北朝鮮に対してもっと厳しく言うべきではないかと。だって、日本の共産化でも無い限り、アメリカは「三度許すまじ」をしないけれど、北朝鮮は最近人工衛星だか飛翔体だかを....


 「ブログ論壇の誕生/佐々木俊尚著/文春新書」を読了。イマイチだった。何よりも、「ブログ論壇」についてあまり書いてないところがマイナス。もっとも、「諸君!」に掲載した文章をいじったモノなので、この本は、タイトルから想像されるような、「紙の論壇」に力がなくなるとともに、「ネット論壇」がどう世の中を変えるかの論考ではない。
 ふと思ったが、有能なライターによる「ネット論壇」なるものを、佐々木氏は良いものと思ってるのでは、なんて思ってしまった。ネット論壇は論壇を否定する無限運動だから凄いのである、なんちゃって、と、何だかんだ言って、いろいろ書きたい事があるな、この本は。機会があったら「点検」してみたいです。でも、今日は疲れたのでこれまで。
 そんなわけで、老人を放置して金をせしめたり、生きてる人間のエゴで、死にかけた人間の内臓や麺玉を
バラ売りしたり、人間の尊厳なんてどこかに行ってしまったんでしょうか。
 おやすみ。
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