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2010年8月11日(水) 19:20 |
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覚せい剤密輸入、岡山空港で初摘発
およそ3キログラムの覚せい剤を隠し持っていたとして、アメリカ人の32歳の男が先月、現行犯逮捕された事件で、警察は11日、この男が覚せい剤を営利目的で岡山空港に密輸入したことを解明したとして、覚せい剤取締法違反の容疑で岡山地検に追送検しました。
追送検されたのは、アメリカ国籍で住所不定無職のレイアン・アシュレイ・マッケイン容疑者(32歳)です。 警察によりますと、先月25日岡山空港にある税関の出張所から「韓国から到着したアメリカ人の乗客のスーツケースが二重構造になっており不審である」との通報を受け、捜査員が税関職員と一緒に確認したところ、スーツケース内におよそ3キログラム、末端価格で2億7000万円相当の覚せい剤を隠し持っていたため現行犯逮捕したものです。 警察は、その後の取調べなどからマッケイン容疑者が営利目的でガーナ共和国から岡山空港に覚せい剤およそ3キログラムを密輸入したことを解明し、11日覚せい剤取締法違反の容疑で岡山地検に追送検しました。 また、税関も関税法違反で岡山地検に告発しました。 マッケイン容疑者は、岡山県警と税関の調べに対し、否認を続けているということで、県警と税関は、引き続き取り調べを行うとともに共同捜査本部を設置し、密輸犯罪組織などについて全容を解明する方針です。 税関によりますと、岡山空港で覚せい剤の摘発が行われたのは今回が初めてだということです。
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