2010年6月13日 23時30分 更新:6月14日 2時20分
【グレンダンボ近郊(オーストラリア南部)永山悦子】小惑星探査機はやぶさの大気圏突入から約1分後の午後11時22分(日本時間同10時52分)ごろ、はやぶさが切り離したカプセルが輝きながら大気圏を落下する発光現象を撮影した。オーストラリア南部、ウーメラ砂漠内。満天の星に彩られた空の西側から、カプセルがオレンジ色の火球となって姿を現した。その後、はやぶさ本体が火の粉をまき散らすように輝き、消えた。7年を超えるはやぶさの旅が終わった瞬間だった。