警察官に囲まれながら京都朝鮮第一初級学校までデモ行進する在特会のメンバーら=3月28日午後、京都市南区
在特会会長の自宅に家宅捜索に訪れた京都府警の捜査員ら=10日午前7時20分ごろ、東京都江戸川区
京都南署に入る西村斉容疑者=10日午前8時50分、京都市南区
保護者の30代の男性は「いたずら電話など陰湿な嫌がらせは今までにもあった。今回は公然と学校に押しかけられ、子どもたちはショックを受けた」。学校関係者は「子どもの身を守り、尊厳を守ることが私たちの務め。民族差別を許さない社会をつくるには、法律できちんと裁いてもらう必要がある」と語る。
同校への街宣は今年3月までに計3回。京都地裁は5月、街宣をすれば1日100万円の制裁金の支払いを在特会に命じる決定をし、その後は止まった。