京都の丸井、来春開業を発表 河原町阪急の後継丸井グループは10日、今月22日に閉店する百貨店「四条河原町阪急」(京都市下京区)の後継テナントとして出店すると正式発表した。京都出店は初めてで、2011年春に開業する予定。 周辺には、京都高島屋や大丸京都店、若者向けのファッションビルも集結。商圏人口が約320万人という一等地で、顧客争奪戦が激しくなりそうだ。 グループの小売事業を担う丸井(東京)の川下雄司社長は京都市内で記者会見し、「京都のお客様から意見を採り入れ、幅広い年齢層を想定した店づくりをしていきたい」と述べた。 丸井グループは首都圏中心に22店舗を展開し、関西では大阪、神戸に次いで3店舗目。住友不動産が持つビルの地下1階~地上6階に入り、売り場面積は約8700平方メートルとなる予定だ。 グループの10年3月期連結売上高は、小売事業が前期比7・7%減の3434億円と不振だったが、クレジットカード事業は3・0%増の512億円と好調。 【共同通信】
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