宮崎 全頭調査で“異常なし”
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宮崎 全頭調査で“異常なし”

8月10日 6時20分

口てい疫の問題を受けて、宮崎県が独自に進めてきたすべての家畜の健康状態を確かめる調査が終わり、宮崎県は「異常は見つからなかった」と発表しました。このまま異常がなければ、今月27日に終息宣言が出される見通しです。

宮崎県の口てい疫の問題では、ワクチンを接種した家畜も含め30万頭近くが処分され、感染のおそれはなくなったとして先月27日に家畜の移動制限などはすべて解除されています。しかし宮崎県は、全国の消費者や畜産関係者に県産の牛や豚の安全性をアピールする必要があるとして、8000か所余りのすべての農場に獣医師を派遣し、牛や豚の健康状態を確かめる独自の調査を行ってきました。その結果、9日すべての牛と豚の調査が終わり、宮崎県は「異常は見つからなかった」と発表しました。宮崎県は、口てい疫のウイルスを含む可能性がある大量の家畜の排せつ物を無害化する作業を進めていますが、作業が順調に進み、異常が見つからなければ、今月27日に終息宣言が出される見通しです。