◇新日本プロレスG1クライマックス<第4戦>
Aブロックで昨年の覇者・真壁刀義(37)が“筋肉お化け”ストロングマン(38)=メキシコ=にポスト最上段からのキングコング・ニードロップを決め、今大会最短タイムで豪快な勝利。ど根性で連覇への夢をつないだ。
真壁は怪力で顔面をわしづかみにされ、左右に振り回された。ストロングマンの馬力は驚異的で、立ち上がりは手も足も出ない。だが、自ら走り込んでのラリアットで形勢逆転。地元・相模原生まれのスーパースターらしく、真壁コールを背にひざ爆弾を決めて鮮やかなフィニッシュ。
「これで2つ(2勝)取ったぞ。これからドンドンいく。あのお化けは、ボディービルコンテストだったら間違いなく優勝だったな」。べらんめえ調の独演会も全開だった。
Bブロックでは、2年ぶり参戦の小島聡(39)が井上亘(36)を豪腕ラリアットで沈め、3戦全勝でトップに立った。 (門馬忠雄)
この記事を印刷する