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プロ失格チームへの大罰金制度復活を! 横浜3年連続最下位濃厚

8月11日16時57分配信 夕刊フジ

プロ失格チームへの大罰金制度復活を! 横浜3年連続最下位濃厚
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3年連続最下位の尾花横浜には、罰金を科すべきか(写真:夕刊フジ)
 巨人からヘッドハンティングした尾花高夫監督(53)でも浮上しない横浜。3年連続最下位を“独走”する体たらくだ。しかも、勝率が3年連続3割台という大危機に直面している。こんなプロ失格のチームには、億単位の大罰金制度が必要だ。

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 一昨年が48勝94敗2分けの勝率・338。昨年は51勝93敗の勝率・354。2年連続して100敗危機をようやく回避しただけで最下位独走。10日の中日戦は意地を見せたものの、10日現在で34勝63敗の勝率・351。首位打者争いをしているかのような、この数字がいかに恥ずべきものか、過去にあったパ・リーグの罰金制度を見れば、一目瞭然だろう。

 2リーグ分立4年目の1953年12月14日、パ・リーグが「勝率3割5分を切ったチームに制裁金500万円を科す」という罰金制度を新設している。翌54年11月17日、勝率3割5分に達しなかった大映スターズが初めて制裁金500万円を科されている。

 55年10月13日には、高橋ユニオンズからトンボに変わったユニオンズが500万円の制裁金第2号になっている。そして、56年11月28日にこの制裁金制度が廃止されている。制裁金第2号のトンボユニオンズはこの55年1年だけで、56年は再び高橋ユニオンズに。57年には制裁金第1号の大映スターズと高橋ユニオンズが合併。大映ユニオンズが誕生するという経緯まである。

 当時の500万円は、今の価値に換算すれば4億円近いといわれる。とんでもない高額の制裁金を科されるほど「勝率3割5分以下」はプロ球団として屈辱的な成績だということだ。

 2005年に球界に新規参入した楽天を見ても3年連続勝率3割台がどのくらい信じられない数字か、よくわかるだろう。

 戦力のない1年目は100敗危機一髪で38勝97敗1分け、勝率・281の最下位という惨状に甘んじた。が、2年目の06年は同じ最下位でも47勝85敗4分け、勝率・356。3年目の07年には67勝75敗2分け、勝率・472の4位になっている。昨年リーグ2位まで躍進したのは周知の通りだ。

 この例を見ても、横浜には全く弁解の余地がない。勝率3割5分を切ったら、億単位の制裁金を科すという罰金制度の必要性が納得できるはずだ。(夕刊フジ編集委員・江尻良文)

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最終更新:8月11日20時25分

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