仲井真知事と福山官房副長官ら会談 日米合意の内容や経緯説明

2010年8月11日 15時50分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(3時間16分前に更新)

 福山哲郎、瀧野欣彌の両官房副長官は11日午後、県庁で、仲井真弘多知事と会談し、米軍普天間飛行場を名護市辺野古崎に移設すると明記した5月末の日米合意の内容や合意に至った経緯を説明した。

 約10分間公開された冒頭部分で、仲井真知事は「県民の強い意向である県外移設を私どもは公約だと考えている。百八十度唐突に変わった背景や考え方、政府、政党としての了見を説明してほしい」と求めた。

 福山氏は「沖縄のみなさまに多大な心配と迷惑を掛け心からおわびする」と陳謝。その上で「至らないかもしれないが、今の政府の立場でできる限りの説明をしたい。頭越しでなくしっかり議論したい」と述べた。

 政府側から、日米審議官級協議に参加している防衛省の黒江哲郎防衛政策局次長や外務省の冨田浩司北米局参事官ら、県側は上原良幸副知事、又吉進知事公室長らが出席した。

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