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「辞職・離党せず」

2010年08月11日

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  昨年の衆院選で公職選挙法違反(日当買収)の罪に問われた出納責任者の有罪が確定したことに絡み、民主党の後藤英友衆院議員(比例九州)が10日、県庁で記者会見した。県連などが求めている議員辞職や離党には応じず、連座制適用で当選が無効とならないことなどの確認を求めて福岡高裁に提訴する意向を改めて示した。21日、菊陽町で関係者と協議した上で最終的に判断する。後藤氏との主な一問一答は次の通り。

  ――議員辞職の考えは

  現時点で考えていません。

  ――離党の考えは

  今のところありません。

  ――なぜか

  なぜというか、民主党の国会議員としてやっていきたいと思っています。

  ――民主党県連は党本部に除名を求めているが

  民主党とやっていきたい。

  ――裁判では、被告以外に実質的な出納責任者がいると主張するのか

  別にいるかどうかは関係なく、被告が実質的な出納責任者でないとなれば、連座制の適用を免れる。

  ――被告が実質的な出納責任者でない根拠は

  選挙管理委員会への届け出は重いが、被告は届け出の様式を知らず、サインもしていない。委任契約は成立していなかった。

  ――被告は勝手に出納責任者にされたということか

  これから詰めないといけません。

  ――被告を出納責任者に任命したのは後藤氏では

  形式上はそうだが実際はノータッチでした。

  ――事務所の運営がずさんだったということか

  そこは詰めないといけません。

  ――民主党を離れずに争う理由は

  離党する理由がない。政治家の職責を果たしたい。

  ――裁判で勝てる見込みは

  最高裁の判例もあるので勝てると思います。

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