「在日特権を許さない市民の会」=通称「在特会」の幹部らが逮捕された事件で、「在特会」がインターネット上に公開していた動画が、容疑を裏付ける証拠として採用されていたことがわかりました。
「北朝鮮のスパイ養成機関、朝鮮学校を日本から叩き出せ!」(在特会・拡声器)
去年12月、京都市南区の朝鮮学校前で「在特会」のメンバーらおよそ10人が「スパイ養成機関」などと拡声器を使い叫んだ上、学校側が京都市の公園に設置していた朝礼台を撤去するなどしたとして、威力業務妨害や名誉棄損などの疑いで10日、幹部ら4人が逮捕されました。
京都府警によりますと「在特会」は、自らの活動の記録をインターネット上に動画で公開するなどしてして会員を集めていますが、この動画が今回警察が容疑を裏付ける証拠として採用されたということです。
警察の取り調べに対し4人は「日本のためにやった」などと供述しているということです。 (08/11 12:28)
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