神戸の乳児遺棄、交際相手逮捕 青少年愛護条例違反の疑い神戸市北区の市道側溝で生後間もない男児の遺体が見つかり、死体遺棄容疑で私立高校3年の女子生徒(18)=同市北区=が逮捕された事件で、兵庫県警は11日、同県青少年愛護条例違反容疑で、生徒と交際していた同市北区桂木、アルバイト田中惇平容疑者(21)を逮捕した。 逮捕容疑は、生徒が18歳未満であることを知りながら昨年10月、同市北区のホテルでみだらな行為をした疑い。田中容疑者は「生徒が18歳未満というのは知っていた」と容疑を認めている。2人は携帯電話のサイトで知り合ったという。 県警によると、生徒は田中容疑者が男児の父親と供述。「妊娠したことを相談したし、連絡を取っていた」と話している。 生徒は7月13日に同市北区の量販店のトイレで男児を出産し、数日後に遺棄。生徒が「産声を上げた。しばらく見ていたら動かなくなった」と話していることから、県警は男児は生後数時間生きており、放置すれば死亡することを生徒は認識していたとみて、殺人容疑で追送検する方針。 【共同通信】
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