東証続落、9300円台 円高、米景気減速を懸念11日午前の東京株式市場は、米景気の減速不安や円高ドル安の進行への警戒感から、日経平均株価(225種)は続落した。前日終値からの下げ幅は一時240円を超え、7月23日以来約半月ぶりの9300円台前半まで落ち込んだ。 午前10時現在は前日終値比214円49銭安の9336円56銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は17・40ポイント安の837・28。 米連邦準備制度理事会(FRB)が前日に景気判断を下方修正し、事実上の追加金融緩和策を表明。米景気の先行き不透明感に加え、日米の金利差が今後縮小すれば、さらに円高ドル安が進むとの見方が広まり、輸出関連株を中心にほぼ全面安の展開となった。 【共同通信】
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