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2010年8月10日(火) 19:20 |
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美作市の豪雨被害から一年
去年8月9日の集中豪雨の被害から一年が経過した美作市では、これからの台風シーズンで再び災害が起きるのではと不安の声が聞こえてきます。
去年の8月9日に、美作市を襲った集中豪雨―。 土砂崩れで1人が死亡、3人が重軽傷を負いました。 また、家屋の全壊や浸水などの被害は635世帯、現在も2世帯が避難生活を余儀なくされています。 災害発生からちょうど一年が経過した9日は、土砂崩れが起きた地区で午後7時から慰霊祭が行われました。 災害の恐ろしさを忘れないようにと、住民およそ50人が静かに手を合わせました。 被害から一年たった今も市内には災害の傷跡が残っています。 これから訪れる台風シーズン―。 地域の住民からは再び、去年のような災害が起きるのではないかという不安の声が聞こえてきます。 美作市では、去年の災害以降、川の合流点や冠水しやすい道路などに監視カメラなどを設置―。 今後は、ハザードマップを新たに作成するなどして災害対策を強化していく方針です。 今なお復旧作業が続く美作市です。 二度と一年前のような災害被害は起きて欲しくない住民の切実な願いです。
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