アンコールに応えて観客に手を振るYMO(左から)坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏、クリスタルケイ=夢の島陸上競技場(撮影・開出 牧)
世界的テクノバンド・YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が8日、都内で行われた夏フェス「WORLD HAPPINESS 2010」に出演し、1万5000人のファンを前に「Rydeen」など名曲の数々を披露した。
坂本龍一(58)、細野晴臣(63)、高橋幸宏(58)のメンバー3人は、YMOとしては昨年の同イベント以来ちょうど1年ぶりとなるステージでも、色あせることのないパフォーマンスでファンを魅了。サポートメンバーの小山田圭吾(41)、権藤知彦(42)を従え、11曲を披露した。
メンバー紹介以外は言葉はなかったが、それでも年に一度の恒例となった“生YMO”には、観客も大興奮。「Thank You For Talkin’ To Me Africa」では、ゲストボーカルとして歌手のクリスタル・ケイ(24)が登場。東京スカパラダイスオーケストラも参加するなど、一味違う趣でイベントを締めくくった。なお、同フェスにはCocco、サカナクションらも出演した。