「チーム・フジヤマ」発足会見に臨んだ(左から)富士急堀内光一郎社長と選手の山下知恵理、園部淳子、松田敦子、小穴桃里と小林宏GM兼監督
スピードスケートの強豪、富士急が9日、山梨県富士吉田市内でカーリング部「チーム・フジヤマ」の発足会見を開いた。五輪のテレビ解説で“絶叫おじさん”として人気を博した小林宏監督(63)を筆頭に、第一期メンバーが発表された。
「トップ・オブ・ザ・ワールド。これがチーム・フジヤマの目指す目標です」。小林監督は、自身の全国ネットワークから4選手を厳選。昨年の五輪代表選考会の決勝で敗れたチーム長野の園部淳子(29)、獣医師の卵でカーリング界の“あっちゃん”こと松田敦子(23)=帯広畜産大、看護師の卵・山下知恵理(21)=青森県立保健大、最年少の小穴桃里(15)=駿台甲府中=という個性的な構成となった。
園部は「五輪を目指せると思うと、うれしくて泣いた。(2014年)ソチ(五輪)を目指したい」と言えば、小穴は「世界で戦うためにチーム青森に勝っていく」と打倒青森を誓った。
(2010年8月10日)