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2010年8月9日(月) 19:20 |
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長崎原爆65年、香川で慰霊祭
長崎は9日、65回目の原爆の日を迎えました。 7万4千人もの命を奪った原爆投下から65年が経ち、高松市でも平和への祈りを捧げる祈年祭が行われました。
平和祈年祭は、高松市の原爆死没者の碑の前で行われました。 長崎と広島の原爆で被害にあった被爆者や遺族ら約40人が参列し、全員で黙とうを捧げました。 原爆被害者の会の木場会長が「二度と被爆者を作らないためにも、核兵器のない世界にしたい」と訴えました。 香川県では、昨年度29人の被爆者が亡くなりました。 遺族代表で挨拶をした荻野さんは、広島で被爆した父親が、今年4月、95歳で亡くなりました。 香川県で被爆者健康手帳を持っている人は、今月1日現在、499人います。 その平均年齢は78.4歳と高齢化が進んでいることから、原爆被害者の会では、原爆の体験を風化さえないよう語り継いでいきたいと話しています。
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