代表監督との交渉が難航か−。日本サッカー協会副会長で次期監督選任責任者の大仁邦弥・技術本部長は8日、東京・代々木のFリーグ開幕節視察後、「ちょっと時間がかかる」と次期監督決定まで時間がかかる状況であることを説明した。
候補の一人とされた元ビリャレアル監督のスペイン人エルネスト・バルベルデ氏(46)がギリシャ1部・オリンピアコスの監督に復帰したことも影響しているもようで、7日夜に原委員長から電話報告を受けたという大仁本部長は「本格的な交渉をしているが、ちょっと時間がかかりそう。難航? ちょっと分からない。相手もあることなので、そう簡単にはいかない」と週明け早々の契約合意が難しい状況に陥ったことを明かした。
次期代表監督については日本協会・小倉純二会長が「候補は3人に絞られた。あと1週間から、10日で決まる」と週明け早々の決定を示唆。5日に原博実・技術委員長が渡欧し、交渉に入っていた。
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