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【大リーグ】

松井 緊急4番も2併殺打 8月打率.071

2010年8月9日 紙面から

タイガース戦の6回、走者一、二塁の好機で、この試合2回目の併殺打に倒れたエンゼルス・松井=コメリカパークで(共同)

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 【デトロイト阿部太郎】ゴジラの冷夏が終わらない。エンゼルスの松井秀喜外野手(36)は7日のタイガース戦で、出場停止(4試合)となった4番ハンターに代わって5月30日以来の4番(指名打者=DH)で先発したが、好機で2併殺打と大ブレーキ。チームが10−1で連勝し勝率5割に復帰した一方で、55番の8月の月間打率は7分1厘にまで落ち込んだ。

 当初4番で発表されていたハンターの出場停止に伴い、松井の打順が5番DHから4番に変更された。「今は不振だが、まだ存在感はある」(ソーシア監督)と信頼されての起用だったが、3回無死、6回1死でともに走者を一、二塁に置いた2打席で痛恨の一ゴロ併殺打。3四球で2度本塁を踏んだものの、今年の8月はいまだ14打数1安打とお寒い限りだ。

 ここ最近の打撃練習では快音を連発し、ハッチャー打撃コーチが「今季一番いい」と話すほどの状態だが、本番では沈黙だ。大好きな夏に結果が出ないもどかしさからか、松井は「誰だって結果がいい方がいい。いい当たりをしても、アウトになったら何もならない」と本音を漏らした。

 

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