バレーボール女子のワールドグランプリは7日、ブラジルのサンカルロスなどで1次リーグを行い、世界ランキング5位の日本は、北京五輪金メダルのブラジルに0‐3で敗れて通算1勝1敗となった。ブラジルは2勝。
日本はブラジルの巧みなサーブに木村(東レ)らのレシーブが乱れ、得意の速い攻撃へと持ち込めなかった。相手の高さのあるブロックに屈し、20‐25、19‐25、20‐25で奪われた。日本は8日に台湾と対戦する。
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レシーブを重点強化中の日本だが、世界最高峰のブラジルのサーブには対応できなかった。真鍋監督は「直線的で嫌なところを攻めてくる。他チームとは質が違う」と脱帽。木村が徹底的に狙われ、チームのサーブレシーブ成功率は34・38%に沈んだ。
第2セット終盤からは、新鋭のレフト迫田(東レ)にもチャンスを与えた。5得点の22歳は「ブロックをしっかり見て打ちたいが、試合ではなかなか難しい」と課題を口にした。
(2010年8月8日)