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向精神薬“素人売人”が急増 大量服用で死亡も (2/2ページ)

2010.8.9 21:01
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医薬品だが大量服用すると死に至るクスリが多数出回っている医薬品だが大量服用すると死に至るクスリが多数出回っている

 警視庁関係者によると、中枢神経に作用し、覚醒剤に似た効果を持つ抗うつ剤「リタリン」や、「ピンク」と通称される睡眠導入剤の「ハルシオン」などがジャンキーの“人気銘柄”。中毒性があり、大量に服用すると死亡の危険性もあるという。

 薬物依存者のリハビリ施設「沖縄ダルク」の三浦陽二氏は「クスリの耐性ができてくるので、どんどん量が増えてくる。意識が混濁したまま飲み続け、いつの間にかブラックアウトを起こし、朝にはクスリの容器が空になっていることもよくあるらしい」と話す。

 もともとが医薬品なので、他の違法薬物よりも罪の意識が薄く、処方箋(せん)さえあれば簡単に手に入る環境も乱用に拍車をかけているようだ。前出の元捜査官は次のように言う。

 「合法だからと安易に考えてはいけない。営利目的での譲渡は麻薬特例法が適用され、罪が重くなる。病気を装って複数の病院から手に入れた睡眠薬をネットで売りさばいた25歳の女は、初犯なのに懲役5年の実刑判決だった。気軽に密売に手を染めると、重い現実が待っていることを自覚してほしい」

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医薬品だが大量服用すると死に至るクスリが多数出回っている

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