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宮崎県の牛豚、全100万頭異常なし 目視検査終了

2010年8月9日20時56分

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 家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の流行や感染拡大防止のため、約30万頭の牛や豚が殺処分された宮崎県で9日、7月22日から残る牛・豚の全頭約100万頭を対象に行っていた目視検査が終了した。県によると、異常はなかったという。今後異常が無ければ、県は27日に「終息宣言」を出す予定。

 全頭検査は県内の牛農家7608戸、豚468戸の計8076戸で実施した。牛については獣医師がすべて目視検査し、豚については獣医師による目視検査か農家による目視検査。農家による検査の場合は、結果を獣医師に報告させた。

 口蹄疫の発生地域の農場では現在、ウイルス潜伏の恐れのある糞尿(ふんにょう)を堆肥(たいひ)化して、発酵の熱で60度以上にして殺菌する作業が行われている。県畜産課は「目視検査で異常がなくほっとしたが、油断せず、畜産再開に向けて糞尿処理などを粛々と進めていく」としている。

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