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サーバリックスの副反応報告、7月までに37例
昨年12月22日から販売されているグラクソ・スミスクラインの子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」について、今年7月までに37例の副反応が医薬品医療機器総合機構(PMDA)に報告されていることが分かった。同社の広報担当者によると、発売から7月までに十数万人が接種しているという。
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8月6日の参院厚生労働委員会で、川田龍平氏(みんなの党)の質問に対し、厚生労働省医薬食品局の間杉純局長が答えた。間杉氏によると、これまでに死亡や障害が残った症例の報告はないという。
サーバリックスは、国内の子宮頸がんの原因の6割を占めるヒトパピローマウイルス(HPV)16型と18型に起因する子宮頸がんと、その前駆病変を予防するワクチン。接種対象者は10歳以上の女性で、初回接種、その1か月後、半年後の計3回接種する。
ワクチン接種は自由診療で全額自己負担となる。3回の接種で5万円程度掛かるとされることから、公費助成を求める声が相次いでいる。厚労省の調査によると、今年6月現在で全国1754市区町村(調査に回答したのは1744市区町村)のうち、126市区町村が公費助成を行う(6月時点で実施、あるいは今後の実施を決定済み)としている。
同社の広報担当者によると、ワクチン接種者1000人について、ワクチンの安全性などを確認する使用成績調査を8月から開始する準備を進めている。
( 2010年08月09日 16:14 キャリアブレイン )
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