NY株:急反発、一時1万ドル回復 欧州懸念後退

2010年6月11日 0時30分 更新:6月11日 0時33分

 【ワシントン斉藤信宏】10日のニューヨーク株式市場は、欧州の信用不安への懸念が後退しつつあることなどを受けて急反発、ダウ工業株30種平均は一時、前日終値比251.51ドル高の1万150.76ドルまで上昇。取引時間中としては4日(1万249.69ドル)以来、4営業日ぶりの水準まで値を戻し、1万ドルの大台を回復した。

 欧州の金融機関の資金繰りへの懸念が後退したことなどもあり、外国為替市場ではユーロがドルに対して値上がりし、ドル・ユーロ相場は1ユーロ=1.21ドル台で取引されており、市場全体に安心感が広がった。

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