カナダから帰国したフィギュアスケート女子の浅田真央=20日午後、成田空港
バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子銀メダルの浅田真央(中京大)が20日、新プログラムづくりのため訪れていたカナダから帰国後に成田空港で記者会見し、トリノ五輪優勝の荒川静香さんらを育てた長久保裕コーチに今月からジャンプの指導を受けていることを明らかにした。ただし、ジャンプだけの専任コーチで、タチアナ・タラソワ前コーチの後任は未定という。
来季の使用曲はショートプログラム(SP)がシュニトケ作のタンゴ曲、フリーはリストの「愛の夢」に決まり、ローリー・ニコルさんが振り付けたフリーは「一人の男性を思うような動きも入っている。今の自分を出せる」と話した。
国際スケート連盟(ISU)のルール変更を受け、SPは単発のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と2連続3回転ジャンプを入れた高難度の構成に挑むという。
(2010年6月20日)