丸井出店が決定
四条河原町阪急後継
22日に閉店する京都市下京区の百貨店「四条河原町阪急」の後継テナントに、若者向けファッションビルなどを運営する丸井グループ(東京都)の出店が決まったことが5日、関係者の話などで分かった。丸井の関西出店は神戸市、大阪市に次いで3店舗目。四条河原町一帯の若者層を取り込み、関西での知名度アップを目指すとみられる。
丸井は首都圏を中心にファッションビルなど22店舗を運営する。以前から政令指定都市での出店を検討しており、京都も候補地の一つに挙がっていた。
四条河原町阪急は売り場面積約8900平方メートル。住友不動産が四条河原町南東角で所有するビルの地下1階から地上6階に入居し、主に若者向けの衣料品や雑貨を販売してきたが、業績不振で閉店を決めた。
7、8階の飲食店街は、阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングの子会社「阪急商業開発」(大阪市)が引き続き運営する。丸井グループは「何も決まっていない」(広報室)としている。
【 2010年08月06日 09時00分 】